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コラム

希望を植えよう vol.387
〜乞う、バキュームカー〜



フー太郎はバイオガストイレ建設にも挑戦

 

 世界遺産の村ラリベラで活動を始めて12年目に突入したフー太郎の森基金。村に事務所を置き日本人駐在員を派遣していると、村が抱えている問題も見えてくる。

  例えば衛生問題。村があまりにも汚いので、12名の清掃夫を雇って清掃事業を開始した。また世界遺産の教会の裏が野糞や酔っぱらいのおしっこで足の置き場に窮するほどで、観光客のひんしゅくをかっていたから、公衆トイレを作った。また子供たちに衛生意識を身に着けさせようと、学校に掃除道具を配備した。これはほんの一例。フー太郎が現場でものを考えることを勧めているおかげか、様々な問題が持ち上がってくる。さて、今ラリベラを悩ませている大問題がバキュームカーだ。トイレが各所にできたのはいいがそれを汲み取ることができず、またトイレが使えない状況に陥っている。そこで村からは「中古でいいから日本からバキュームカーを送って!」と懇願されている。

  日本ではかつて市町村が屎尿処理に関わっていた時は市場に放出される中古バキュームカーも多かった。ところが下水化が進み、さらに民間がこの業務を請け負うようになってきて、中古バキュームカーの入手が困難になってきた。汚泥ポンプで代用できないかとの助言もあったが、これは移動に耐えられない。頭を悩ます日々である。

 

●新妻香織(にいつま・かおり)プロフィール
雑誌編集者を経て、1990年アフリカのケニアに移住。アフリカ大陸を陸路で縦断・横断して、28カ国を旅し95年帰国。アフリカ横断記「楽園に帰ろう」でノンフィクションの文学賞「蓮如賞」優秀作受賞。98年フー太郎の森基金設立。他に、環境保護団体「はぜっ子倶楽部」「松川浦ガイドブック編集室」の代表として、地元での環境問題に取り組んでいる。「よみがえれフー太郎の森―エチオピアで希望を植えよう」(東京新聞出版局)絶賛発売中。1960年福島県生まれ、相馬市在住。
    ◇フー太郎の森基金HP: http://futaro.org

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「私の愛読書」

マヤの叡智(えいち)と
 
日本人の魂の融合

  柳瀬 宏秀 著

環境意識コミュニケーション研究所
定価2,000円+税

 「仲秋の名月」という言葉があるように、日本では月を愛でる習慣があります。満月にはお月見をし、神社では月次祭(つきなみさい)が執り行われ月を身近に感じていました。

 月の他にも、星の動きを見て方角を定めたり、空を見て天気予報をしたり、カレンダーや時間がない遥か昔の人は、月や星、太陽の存在を確認しながら、自然の摂理に共振し生活して来ました。今の便利な世の中とはずいぶん違います。現在のカレンダーは30日があったり、31日があったりですが、今から133年前の日本では、太陽の自転の周期に合わせた28日周期で生活していたそうです。

 今の時間の概念とは違い、ごく自然に月と太陽と地球の動きを合わせながら生活をしてきました。自転を正確に計算して生活していたのが日本とマヤの人達だけだという驚きの事実が詳しく書かれています。


〜読書と私〜

みなさんは、「2012年に地球は滅亡する」説!?
聞いたコトがありますよね?(映画にもなりましたね。)

柳瀬さんによると、太陽と月と星の動き、自転などをすでに計算し、生活していたマヤ文明では、 2012年以降のカレンダーがない! という事からそういった説が定着したという事です。

本書はスローライフを提唱しています。

                    大熊町出身  chee

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エタルニテからの手紙

けいかの美観日記

 いんふぉ読者の皆様、深まる秋。今年2010年もわずかですね。さて最近皆様、何に時間を、そしてお金をかけていますか?健康?趣味?それとも食べる物?

 不景気で収入も上がらず、その上日本の国自体も色々と問題が露呈し、先行きも見えない今。少しでも節約して、というのがまあ本音でしょうか。

 さてそのように時間もお金も限られている中、この相双地域からももちろんですが、福島市や郡山市からも霊山を越えて私の学校へ癒しの技を学びたい方が今年も何人もいらして、熱い思いは不思議に跡をたちません。

 エタルニテの東京の小さなスタジオには今や世界的に活躍し、国際会議で日本を代表し講演をするような方や、全国誌の表紙を飾るような方も通ってきますが、どんなに多忙でもひと月に2回、学びにそして心身のケアにいらしています。私も東京へ一人残している母の介護と同時に、生徒さんに会いに休まず通っていますが、かれこれ9年に。いつまでできるかという保証はありませんが、今できることをやる・・ただそれだけでしょうか。

 先行きが不透明だからこそ、大事なものをより大事に。そのためにはどこかを我慢する。限られているからこそ、どこにお金や時間をかけるのかが最近、より選別されているようです。さまざまな不安感を押しのけて前にすすむエネルギー、強くなっている2010年の晩秋ですね。

「今、この瞬間を大切に!」


井上 佳香

「癒しの学校 エタルニテ」代表。気功家、エッセイスト、風水コンサルタント。相馬駅前ビル心と身体のサロン「ローズ・ガーデン」他東京、仙台、福島でスクール店舗等を展開。講演依頼多数。仙台誌「りらく」郡山誌「まいみん彩」連載中、仙台ラジオ3『佳香の美感日記』パーソナリティ。
ローズ・ガーデン (事務局) Tel 080-6023-1575
      HP http://www.inouekeika.jp

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