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passion
生活の「何気ない一コマ」を歌に乗せて
〜シンガーソングライター 植松陽介さん〜

 

 半径3メートルの日常あるある」を確かな歌唱力で歌い上げるスタイル。11月に相馬市の音屋ホールで東北初のライブを予定している植松さんにお話を伺いました。

 両親が音楽好きで、家や車の中で常に音楽が流れる環境で育ちました。姉とは小さい頃から一緒に歌っていました。歌が上手い姉にあわせてハモリを担当して姉と曲を覚えて、父と一緒にお風呂に入った時に聴いてもらっていましたね。ピアノは高3から始めました。中学生の頃にギターを始めたのでコード(和音)はある程度知っていました。ピアノでコードを弾ける事を知って狂ったようにピアノを触ってました。実は未だに音符は読めません(笑)  東北はコーラスで参加しているAIさんのツアーでは全部まわりましたが、どの県でもご飯が美味しくて東北が大好きになりました。自分のライブでは初めての東北になります。ネタで吉幾三さんの真似をしますが訛りは本場の人に褒められます(笑)

編:感染症が拡がる前と後では音楽活動にどんな変化がありましたか。

 音楽に限らず別の世界になりましたね。映像や配信で音楽を届けることが当たり前になって、音楽以外の技術と知識が今まで以上に必要になりました。若い人たちの音楽は器用だし勢いもあってカッコ良くて好きですが、不器用な、ちょっと前の僕らや上の世代は戸惑ってます(笑)でもそれでいい。不器用も魅力って事で。  以前と形は違えど徐々にライブが再開しているみたいですが、僕は焦らずにもうちょっとゆっくりするつもりです。家族とこんなに一緒にいられるのもこの先ないと思いますし。音楽スタイルは随分変わったと思いますがライブをやってみてからまた色々見えてきそうです。変えたくても変えられない、不器用なりに音楽活動は続けて行くと思います。  音屋ホールさんと繋がったのはインスタグラムで直接メッセージをいただいた事から。遠く離れた土地で僕の事を知ってくれて、誘ってもらえる事はすごく嬉しくてとても光栄に思います。

編:身近な視点の何気ない風景をメロディアスに歌い上げるところが面白いですね。シンガーとしての実力をベースに繰り広げられる歌マネも評判だとか。

 真面目な曲を沢山書いていましたが、順風満帆に生きてこれた自分が愛とか人生を歌うには弱い。大恋愛とか大切な人を失うとかじゃなく、普段の生活の小さな事で心が乱れる自分が滑稽で、そのサイズ感を歌にしたら感情が入るかなぁと。逆に僕の曲で笑えたら普段の小さな苦しみも笑い飛ばせるようになるんじゃないかと願いを込めています。ぜひ、相馬市のライブでは大変な日常をほんの少し忘れるひとときを楽しんでもらえたらいいなと思います。

<スケコレ〜植松陽介コレクションin音屋〜>
2021年11月13日(土) 福島県相馬市 音屋ホール
開場17:30/開演18:00
■チケット:
前売 3,500円(ドリンク別500円)
当日 4,000円(ドリンク別500円)
未就学児不可
■プレイガイド:
ローソンチケット(Lコード:22661)
https://l-tike.com/order/?gLcode=22661
音屋ホール Tel 0244-32-1717
http://www.otoyahall.com/
E-mail : info@otoyahall.com
■植松陽介YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/user/yohsukechaw/videos



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