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未来へ引き継ぐ、祭りを繋ぐ。

〜未来双葉会「双葉の夏祭り」〜


夏祭りの開催をおよそ1ヶ月半後に控えた6月6日。双葉町に未来双葉会のメンバー達が集合しました。この日は会長と副会長の佐藤祐司さん、山根辰洋さん、山本美雅さんが参加。開催に向けての打ち合わせの後、会長の木幡昌也さんにお話を伺いました。

 双葉の夏祭りで踊る双葉盆唄はルーツが相馬盆唄なので似ていますが、歌詞やお囃子の所々が違っていて、実は双葉町でも地区ごとに違うんです。私は生まれも育ちも双葉町で、父が地元のお祭りの保存会で笛を吹いていたのを見て子供の頃から「いつかは自分も父の様に櫓の上で笛を吹きたい」と思っていました。高校生の時に願いが叶った時は嬉しかったですね。その後、震災に遭い双葉町を離れ、会津若松や猪苗代での避難生活を経て暮らしたいわき市の仮設住宅でも夏祭りや盆踊りを開催しました。当時、いわき市の方々も一緒にお祭りを盛り上げてくださったのは有り難かったです。
 2019年に公開された映画「盆唄」は双葉盆唄を題材にしたドキュメンタリーで、双葉町の芸能保存会の方達と沢山の双葉町民が出演しています。私と父は東京での映画封切りイベントで盆唄の演奏に笛で参加しました。避難先での生活とも相まって、故郷を離れて生きる私たちにとって「盆踊りとは何か」を心に刻む思い出になりました。

 2022年8月、双葉町の全体の約10分の1の地域の避難指示が解除され、初めて住民の帰還を伴う解除となりました。その1年後には双葉駅西側の住宅には30世帯以上の人が生活を送り、2026年4月現在、町内に暮らす人は220人となっています。震災前の双葉町では各行政区や町民グラウンドで盆踊りが行われ、震災以降は避難先で続けられてきました。故郷で盆踊りを踊るのは何十年も先ではないかと悲観していた時期もありましたが、避難指示解除を機に「双葉町で盆踊りをやろう」と決意。住民有志と移住者を仲間に未来双葉会を発足して準備を重ね、2023年7月に双葉町内での盆踊りを13年振りに実現しました。

 帰ってきた人、帰還はしていないけど双葉町が故郷の人、移住してきた人、その他関係する人々と共に盆踊りを続けて行くことで郷土の芸能文化を継承し、この先の未来、息子達の時代にも繋いでいけたら良いなと思っています。


双葉の夏祭り2026
7/18㊏17:30〜20:30 小雨決行
■飲食ブース各種出店!
■前田川での灯籠流しも
■同時開催!
■盆踊りを踊った方には
■粗品をプレゼント!
※詳細はWEBサイトをチェック!

JR双葉駅前広場
未来双葉会
未来双葉会事務局・山根
☎︎070-5074-9804


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